モビリティソリューション|汎用ロボットシステム開発フレームワーク (GEBOTSフレームワーク)
「屋内自律走行セット」を新しく追加しました。
概要
自動運転・ADAS 関連の利用目的において、外付機器を各種走行装置に取り付けることで、必要な機能をアドオンできる汎用的な制御ユニットです。各種センサーと連携し、自己位置推定や周辺情報検知が容易に実現できます。また、屋内で指定経路走行を手軽に検証する「屋内自律走行セット」も提供しています。
構成
本ユニットは自動運転およびADASの機能を実現するために以下の構成となります。

特徴
・本ユニットによって、各種走行装置への自動運転・ADAS 機能を追加
・利用目的に応じてハードウェアやソフトウェア構成を任意に選択可能
・測域センサー / イメージセンサー / 姿勢センサー / 接触センサーなど、各種センサーの追加に対応可能
・定点監視などの走行装置のないIoT 機器向けにも対応
・屋内自律走行セットの利用により屋内自律走行のPoC 環境構築が容易
・NSW-MaaSプラットフォーム(※) とのインターフェースを用意しており、クラウドとの連携に対応
※:「NSW-MaaS プラットフォーム」は位置情報を使用して車両の運行管理、モニタリングなどの各種業務を支援するクラウド型ソリューションです。
ソフトウェア構成
搭載されるソフトウェアは、それぞれ以下の機能を提供します。

ハードウェアおよびセンサー
本ユニットは以下のハードウェアおよびセンサーに対応しています。

利用例
■指定領域内作業の自動化(屋外例)

人工衛星からの電波を使った高精度位置検出サービス(RTK-GNSS) により自己位置を検出しな がらエリア内をくまなく自律走行。本ユニットを各種走行装置に取り付けることで、手動操作してい た草刈り、清掃、障害物除去などを自律走行させることが可能になります。
■ロボットによる無人警備(屋内例)

人工衛星からの電波が届きにくい屋内ではSLAM 技術を使い自己位置を検出しながら指定巡回 ルートを自律走行。本ユニットを監視用の各種センサーを搭載した車両に取り付けることで、無人 警備の環境が構築できます。
■NSW-MaaSプラットフォーム連携

本ユニットによる自動走行中に取得した自己位置および各種情報を
NSW-MaaS プラットフォームへ送信することができます。これにより車両現在位置や状態などの情報を利用した運行管理やロボットの状況などの確認が可能。
※日本国内での使用を前提としています。輸出の際は事前にご相談ください。
※記載されている社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
※価格やオプション等はお問い合わせください。
※記載されている仕様については、予告なしに変更することがあります。このカタログの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。
実例紹介
■自動運搬モビリティロボット(佐渡おけさ柿スマート農業実証プロジェクト)
新潟県佐渡市にて「自動運転・ADAS 用外付制御ユニット」を搭載した
「クローラー型モビリティロボット」を佐渡島特産「おけさ柿」の栽培における収穫作業と
せん定作業の省力化を実現するためのスマート農業実証実験に活用しています。
実証実験では「自動運転・ADAS 用外付制御ユニット」による認識・制御技術により、
ロボットに農作業者を追従走行させて収穫物・せん定枝の積載と運搬支援を行います。
また、予め設定された経路に従って自律走行することにより収穫物を無人で運搬します。
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