都市型データセンター:渋谷データセンター
概要
当社は東京データセンターとして多数の交通路線が乗り入れるアクセスに最適な渋谷にデータセンターを保有しており、高信頼性のファシリティと万全なセキュリティでお客様のシステムをお預かりすると共に、さらなる付加価値を提供します。
また、設備を支える建物は免震構造、異なるルートによるネットワークおよび電力供給などの万全な体制を整えています。

交通至便な抜群のロケーション
JR、副都心線や都営バス、東急バスなど、多数の交通路線が乗り入れる基幹駅から徒歩7分のアクセス至便なロケーションです。アクセス至便は緊急時に大きな効果をもたらします。
また、幹線道路に面していることから、非常用発電機稼働時に燃料補給車両による給油が可能です。
業務システムをデータセンターに預けるが、手の届く範囲に置きたいというような情報管理者に最適です。

建物を支える強固な地盤と免震設備
関東ローム層の固い地盤(N値(※)50以上)の上に立地し、標高の高い高台立地であることに加え、過去数百年の統計から、洪水、津波、高潮等の水害のリスクが少なく、地震による倒壊、液状化現象等の危険性が極めて低い立地条件を満たしています。
また、当社ではデータセンター自体を免震柱で支える「免震構造建築」を採用しています。 この免震柱は鉛プラグ入りの積層ゴムでできており、地震力を逸らし建物の損傷を防ぎ、お預かりしているお客様の大切なシステムをお守りします。
(※)N値:地盤の強度等を求める試験結果で地盤の硬さや締まりを評価する値です。一般的にはN値が25以下の場合、液状化が発生する可能性が高い地盤と言われています。

電源設備
信頼性の高い特別高圧3回線スポットネットワーク方式にて受電しています。商用電源が停止した場合も非常用自家発電機にてサーバーへ無停止で連続供給します。さらに、地下の燃料備蓄により1日間以上の無給油連続運転が可能です。
また、燃料供給業者と非常時の優先給油契約を締結しています。

災害対策
◇火災:消火ガス(イナージェンガス)設備により、火災発生時は迅速に消火します。
◇水害:海・河川からの距離も遠く海抜約31mの高台に立地しているため、洪水・津波によるリスクが低い立地となっています。
◇落雷:屋上に避雷針を設置し、データセンター全体を100%カバーしています。
要員体制
ITIL(※)ファウンデーション資格をデータセンタースタッフの前提スキルとしており、スタッフの一人一人がITサービスマネジメントのベストプラクティスに基づいた運用を行える体制となっています。
また、一定要員数による24時間365日の有人監視体制をとっています。
(※)ITサービスをより効果的・効率的に活用するための成功事例を集めたフレームワーク(枠組み、体制、プロセス)

設備仕様
分類 | 都市型データセンター |
所在地 | 東京都 渋谷区 |
建築構造 | 免震構造建造物 |
マシンフロア | 延床面積 約3,460㎡ 収容ラック数 約1,000ラック |
消火設備 | 不活性ガス(イナージェンガス)消火 |
空調設備 | 空冷式パッケージ空調設備、冗長構成、温湿度を一定範囲にて管理 |
電源設備 | 特別高圧22,000V 3回線スポットネットワーク方式 UPS・CVCFにて給電 |
ネットワーク | キャリアフリーにて引き込み可 |
非常用発電機 | 非常用発電機6台設置 外部からの給油無しで1日以上稼動 燃料供給業者と非常時の優先給油契約を締結 |
セキュリティ | ISO/IEC27001認証取得 カードキー/生体認証+暗証番号認証 カメラ+身分証による本人確認 監視カメラを各所に設置 |